アルコールは肌荒れの原因だった?お酒が肌にもたらす影響と対策

お酒に含まれているアルコールと肌荒れには密接な関係があった!?飲みすぎた翌日に肌がボロボロ!なんて経験をした女性も多いはず。しかし、お酒は適量を守れば美肌の強い味方にもなるってご存知でしたか?お酒と肌に関する気になる疑問を一気に大公開!

飲みすぎた日は…翌日の肌が怖い!

飲み会等でついつい飲みすぎてしまうことってありますよね。過度の飲酒は肝臓に負担をかけるだけではなく、肌トラブルの原因にもなります。ニキビや毛穴の黒ずみ、ガサガサ肌の原因はもしかするとお酒かも?詳しい原因と対処法を下記で大公開していきます。

アルコールが肌荒れの原因になる理由

過度のアルコールを摂取すると、毛穴開きや乾燥肌を引き起こします。また、睡眠も浅くなるため、様々な肌トラブルの原因となるのです。下記で詳しい原因を見ていきましょう。

毛穴が炎症を起こす

アルコールには毛細血管を膨張させる働きがあるため、毛穴が開いてしまうといわれています。また、お酒によって体温が温まることから汗をかき、開いた毛穴に汚れが溜まってしまうため、炎症を引き起こしてしまうのです。

さらに、お酒は血行を促進させる効果もあるため炎症の進行も速まり、ニキビや吹き出物ができやすいといわれています。

糖質が多く、ニキビや肌トラブルの原因に

甘いお酒が大好きという女性も多いのではないでしょうか。甘いお酒やビールなどのお酒には糖質がたくさん含まれています。糖質は体内で中性脂肪へと変わり、やがてその一部が皮脂となります。皮脂は毛穴が詰まる原因となるため、炎症を起こしてニキビなどの肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

肝臓に負担をかける

アルコールは肝臓で、まずアセトアルデヒドという有害物質へと分解されます。その後さらに分解を繰り返し、最終的に水と炭酸ガス(無害な物質)へと分解されていくのです。

しかし、毎日のように多量のアルコールを摂取することで肝臓は常に働いている状態となります。やがて分解する機能が追い付かずに、有害な物質が体内に留まって様々な病気を引き起こしてしまうのです。

水分不足で乾燥肌になる

上記で肝臓はアルコールを分解するとご紹介しましたが、アルコールを分解する際には体にある大量の水分を必要とします。もちろん肌の水分もアルコールを分解するために使用されてしまうので、肌が乾燥しやすくなります。

ビタミンを消費する

肝臓がアルコールを分解する際、水分だけではなく、なんと体内にある栄養素も消費してしまうのです。肌の代謝やホルモンバランスを整えるとされている亜鉛や、美肌には欠かすことのできないビタミンB群など、肌が必要としている多くの栄養素が失われてしまいます。

睡眠が浅くなる(成長ホルモンの分泌に影響)

上記でアルコールはまず有害物質であるアセトアルデヒドに分解されるとご紹介しました。このアセトアルデヒドは、交感神経を刺激する作用があります。

交感神経とは、活動しているときや緊張しているときに働く自律神経の一つです。これが刺激されることによって睡眠を浅くしてしまうのです。浅い睡眠は成長ホルモンの分泌を阻害してしまいます。

成長ホルモンとは、肌がターンオーバー(生まれ変わり)を開始する上で重要な役割を担っています。そのため、成長ホルモンの分泌が阻害されてしまうことで様々な肌トラブルを引き起こす原因となります。

活性酵素を発生させ、老化肌に

アルコールを分解する際、体内に活性酵素をたくさん発生させるといわれています。活性酵素とは、白血球から放出される物質のことを指し、体内に潜むウイルスや細菌を撃退する役割を担っています。

一見良い細胞ですが、活性酵素は増えすぎると体内に必要な細菌や、肌細胞も攻撃し始めるため、肌荒れの原因となってしますのです。

肌荒れを起こす間接的原因

肌荒れを引き起こすのはアルコールだけではない!?お酒の席で避けることのできない「あるある!」とつい言ってしまいそうな間接的原因をピックアップしました。

メイクを落とさないで寝る

疲労やアルコールによって帰宅後すぐに眠気が来てしまい、メイクを落とさずそのまま就寝…なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。ファンデーションは肌との密着性を高めるために、油分が多く含まれています。そのため、長時間の使用は毛穴が詰って炎症を起こす原因となります。

飲み会での間接喫煙

自分はタバコを吸っていなくても、周りが吸っているがためにモクモクとタバコの煙が立ち込める…お酒を飲む場所ではありがちな光景ですよね。このような状態は間接喫煙(別名:受動喫煙)と言い、自分がタバコを吸っていないにもかかわらず、タバコによる悪影響を受けてしまう状態を指します。

タバコなどの有毒物質を体に取り込んだ際、身体は解毒しようと体内にあるビタミンCを消費します。ビタミンCは皮脂の分泌や炎症を抑える効果があるため、肌に必要不可欠な栄養素です。

生活リズムが崩れる

ついつい遅くまで飲みすぎてしまった!もうこんな時間!?…お酒を飲む席ではあるあるですよね。しかし、帰宅が遅いと肌のゴールデンタイムを逃してしまっている可能性があります。肌のゴールデンタイムとは、22時~深夜2時の時間帯を指し、この4時間の間は最も成長ホルモンが分泌される時間だといわれています。

上記でもご紹介したように、成長ホルモンは古い肌を新しい肌へと生まれ変わらせるために必要不可欠です。また、肌の水分量をキープし、肌のハリやツヤを守ってくれる役割も果たしていますので、この時間を意識して就寝すると良いかもしれません。

アルコールアレルギーの人は要注意

お酒を飲むと肌に赤みやかゆみを帯びた経験はありますか?もしかするとあなたはアルコールアレルギーかも!?対処法と併せてご紹介します。

肌のかゆみやアトピーの悪化も

肌に赤みやかゆみを帯びてしまう場合、アルコールアレルギーの疑いがあります。少しでも体に異変を感じたら、飲酒を控えましょう。また、アトピーや乾燥肌の方は、アルコールアレルギーとして、強いかゆみに襲われる傾向にあります。

かゆくなってしまったら

かゆみを帯びた部分を冷たい水や氷ですぐに冷やしましょう。血行を良くするとかゆみを強く感じ、症状が進行してしまうためお風呂は控え、部屋の温度を下げて安静にするのがベストです。

かゆくても掻くのは絶対にNG!かゆみを増幅させるだけです。

飲んでしまった時の対策

仕事の付き合いやどうしても断れない誘い、ついつい羽目を外してしまった等、時にはお酒を飲まないといけない状況に追い込まれることもあるのではないでしょうか。ここでは、お酒をたくさん飲んでしまった時の対処法をお教えします。

水分補給は十分に

お酒によって不足しがちな水分は、こまめに補給しましょう。水分を多く摂ることで利尿作用をもたらすため、アルコールが早く抜ける効果も期待できます。

ビタミンサプリの活用

アルコールによって不足しがちな「亜鉛」や「ビタミンB群」はサプリメントを活用して補うことをオススメします。また、タバコの間接喫煙によって失われがちなビタミンCも忘れずに摂取しましょう!

メイクはしっかり落とす

どんなに疲れていても、ブツブツ肌になるのだけは避けたいですよね。一日の汚れが付着したメイクは、雑菌の温床になりかねません。必ずメイクを落としてから就寝しましょう。

保湿をたっぷりと

お酒による水分不足によって翌朝肌がガサガサに!?なんてことにならないためにも、いつもよりスキンケアを念入りに行いましょう。パックなどのスペシャルケアをプラスして、保湿はしっかりと行いましょう。

お風呂に入って早く寝る

質の良い睡眠を得るために入浴は欠かせません。入浴によって体を温めた後、バスルームから出ることによって徐々に体温が低下していきます。この体温が低下していく過程は、眠りを誘発する効果が期待できるといわれています。寝る30分~1時間前に入浴するのがベストです。

肌荒れを防ぐお酒の飲み方

お酒と肌荒れの関係性について着目してきましたが、お酒は適量に抑えることで、美肌の強い味方にもなります。お酒を正しく飲んでプルプルなたまご肌を手に入れましょう!

適量だけ飲む

お酒の適量はお酒の単位で表すと、2単位以下が推奨されています。2単位と聞いてもあまりピンと来ない方も多いのではないでしょうか。下記で1単位の目安をご紹介します。

 

  • ビールの中瓶(アルコール5%)1本(500ml)
  • 日本酒(アルコール15%)1合(180ml)
  • 焼酎(アルコール25%)0.6合(180ml)
  • ウイスキー(アルコール45%)ダブル1杯(60ml)
  • ワイン(アルコール14%)1/4本(160ml)
  • 缶チューハイ(アルコール5%)1.5本(520ml)

 

「組み合わせの例:ビールの中瓶と日本酒1合、ワイン1/4本と焼酎0.6合など」

適量はむしろ代謝UPや血行の流れを良くする働きがあるため、肌にとって良いものとされています。特に赤ワインに含まれるポリフェノールは、肌の老化を抑える働きをするため、アンチエイジングにも効果が期待できると注目されています。

飲む前にウコンや牛乳

牛乳に含まれる乳脂肪は胃の働きを抑制する効果があるため、体内にアルコールが回るのを遅くする効果が期待できます。また、ウコンに含まれるクルクミンは、肝臓の働きを活発にしてくれるといわれています。

つまみに気をつける

おつまみは高タンパク質で低カロリーなものを選びましょう。たんぱく質はアルコールを分解する手助けをしてくれるといわれているため、積極的に摂取しましょう。たんぱく質を摂取するためにオススメな低カロリーのおつまみは、枝豆や豆腐などの豆類や鳥のささみ等です。

また、野菜はビタミン豊富なものが多く、かつ低カロリーなため、肌に嬉しい要素が満載です。特にオススメの野菜はトマトです。私たちの肌は、日々紫外線でダメージを受けていますが、トマトに含まれているリコピンは、紫外線で受けたダメージを解消してくれるといわれています。美白肌を目指す女性に打ってつけの野菜なため、積極的に摂取しましょう。

肌に気を使いつつお酒を思いっきり楽しもう

いかがでしたか。皆でワイワイ盛り上がったり、少人数で話し込んだり、一人でお酒を嗜んだり…お酒は様々な楽しみ方があり、頑張っている大人の特権といえますよね。適量を守ってお酒を飲むことで、逆に肌に良い効果が期待できるため、飲みすぎには注意してより有意義な時間にしていきましょう。