覚醒剤で肌荒れは中毒者の特徴!なってからでは遅いその症状とは

絶対にやってはいけない覚醒剤ですが、体に様々な影響がある中で、表面に出て目立つのは肌荒れです。ダイエットや好奇心でうかつに始めてしまってからでは遅いのです。肌荒れをはじめとする覚醒剤の影響を、しっかりお伝えしましょう。

覚醒剤の影響は肌荒れに現れる

覚醒剤の影響は、痩せてきたり中毒になるだけではありません。覚醒剤中毒患者の写真を見たことがありますか?肌の状態がまるで違います。くすんで乾燥し、赤い斑点などが見られ、とても荒れています。使用前とはまるで、別人のようになってしまいます。覚醒剤は体の中だけでなく、お肌にも重大な影響を及ぼすのです。

覚醒剤の使用での肌荒れとは

覚醒剤を使用して、具体的にどのような肌荒れが起こるのでしょうか?

不眠や食欲不振が肌に影響

覚醒剤を使用すると、交感神経が刺激されるため、目が冴えわたり不眠になります。眠気を取る目的で使用する人もいるようですが、使用しているうちに、眠りたくても眠れなくなります。その影響で目の周りにクマができているのが中毒患者の特徴です。

また、食欲がなくなるのも症状のひとつです。食欲不振で栄養不良状態になり、痩せてきます。栄養不足はお肌のハリ、ツヤをなくします。

血流が滞り顔色が悪く

使用していると、内臓の機能が低下し血流も滞ります。これも、肌の血色を悪くし肌色をくすませる原因になります。顔色が悪いのも中毒患者の特徴ですね。

肌の具体的な症状

お肌が具体的にどのような状態になるのか、見ていきたいと思います。

土色の肌

内臓機能の低下は、腎臓や肝臓の働きも悪くします。腎臓が悪くなると、体内の水分量を調整する濾過機能がうまく働かず、老廃物が滞って皮膚が黒ずんできます。また、肝機能が弱まると皮膚の色素が沈着して肌が土色になってきます。

皮膚紋画症

顔に赤い斑点がある患者が多く見られますが、自律神経が乱れると、ちょっとの刺激で皮膚に赤い痕が付きやすくなります。皮膚紋画症といいます。幻覚症状などで皮膚をかきむしる患者も多いといいます。赤い斑点が多いのは、かきむしりの痕であることが多いようです。

痩せて水分を失う

食欲はなくなり、極度に痩せてきます。また、発汗作用が激しくなり、水分が失われます。中毒患者の顔は、頬がげっそりとこけて水分を失い、シワが多くなります。

覚醒剤の使用で他に起きること

覚醒剤の使用で、他にどのようなことが体に起きるのでしょうか?

中枢神経が興奮

覚醒剤には中枢神経の興奮作用があり、高揚感や積極性が増し自信がみなぎります。精力も増して疲労感も減少します。多忙で疲労がたまっている人がその解消に使うという場合もあるようです。しかし、これらの効果はもちろん、薬が効いている間だけであり、切れたときは強い渇望感と禁断症状に襲われます。

交感神経を刺激

覚醒剤は、交感神経を刺激します。その作用で脈が速くなるなどの不整脈や、不眠になります。瞳孔の拡大や、細かい震え、けいれんなどが起こります。

中毒・依存

薬が効いているハイな状態が切れると、強い依存症状が起こります。それは禁断症状となり、体が痒くなったり虫が這いまわるような感覚に襲われたりします。幻覚や幻聴も起きやすくなります。

体の変調

乱用は、当然体にも異常を起こします。内臓機能の低下のほかに、血圧が上昇し、心悸亢進を発症しやすくなります。

また、注射針の共用でC型肝炎やHIVに感染しやすくなり、注射の不衛生な使用で皮膚の炎症、感染などが起こります。

フラッシュバック

覚醒剤をやめて治療をした後でも、「フラッシュバック」という現象が起こる場合もあります。これは、ストレスや疲労などが契機となり、脳が覚醒剤を使用したときの状態を急に思い出すものです。このフラッシュバックにより、幻覚や幻聴、妄想などの症状が現れます。時間がたっても脳は覚醒剤を使用したときの状態を覚えているのです。

統合失調症

幻覚や妄想が慢性の状態になり、統合失調症となる場合もあります。覚醒剤の使用を続けることで、精神病に発展し、精神病院に入院する人も少なくありません。

後遺症で起きる肌荒れ

肌荒れは、後遺症でも起こります。

薬物アレルギー

薬物アレルギーの後遺症でじんましんがでることもあります。薬を乱用することで、慢性的に皮膚上に残る場合もあります。また、自律神経失調の症状で、湿疹などが出ることもあります。

幻覚症状で皮膚がかゆくなったり、虫が這う感覚で、皮膚をかきむしり、赤く痕を残してしまうこともあるようです。

手を出すきっかけ

覚醒剤を使用するのは必ずしも特別な犯罪者というわけではなく、普通に生活していた人が、ちょっとしたきっかけで手を出してしまうということもあるようです。

ダイエット

「覚醒剤を使用するとやせる」ということだけ見聞きして、ダイエットのために使用してしまったという人もいます。確かに痩せますが、使用患者の写真を見ればわかるように病的な痩せ方です。ダイエットは、痩せればいいというものではありませんね。健康的に痩せなければ何の意味もありません。

眠気覚まし

「仕事が忙しい」「疲れが取れない」などの理由で、つい手を出してしまったということも聞きます。でも疲れが取れるのは一時だけで、そのあとは「疲れ」とは比較にならない苦痛がやってきます。

好奇心

「覚醒剤を使用すると気分が良くなりそう」という、単なる好奇心で使用する若者もいるようです。その好奇心が、一生をダメにしてしまうことになります。

依存症は医学では治せない

薬物の依存症は、簡単に治す薬はなく、自分で乗り越えるしかありません。その過程は大変な苦しみであり、治った後もフラッシュバックに悩まされます。一度手を出したら、人生を棒に振るといっても過言ではないのです。

覚醒剤の影響は、肌荒れだけにとどまらない

覚醒剤の使用による肌荒れを通して、その影響の恐ろしさを見てきました。ただの肌荒れなら化粧品だけでも治せますが、覚醒剤による肌荒れは、全身が蝕まれた結果で起きてきます。体はボロボロになり、脳にまで深い影響が及びます。自分と家族の幸せのために、決して使用することはやめましょう。